住宅性能用語集

ではじまる用語

UA値(外皮平均熱貫流率)

建物全体の断熱性能を示す指標で、外皮を通じて失われる熱量を表します。UA値が低いほど断熱性能が高く、エネルギー効率が良い建物となります。UA値は住宅の省エネルギー性能を評価する際に重要で、省エネ基準を満たすためには一定のUA値を達成する必要があります。

ユニバーサルデザイン

年齢や身体能力に関わらず、すべての人が使いやすい設計。段差の解消や手すりの設置など、利便性と安全性を高めます。

床下換気口

建物の床下空間に設けられた換気用の開口部のことを指します。床下換気口は、床下の湿気を排出し、カビや腐朽、シロアリの発生を防ぐために重要な役割を果たします。適切な換気により、建物の耐久性を向上させ、健康的な居住環境を維持することができます。

床下収納

住宅の床下スペースを利用して設けられる収密閉性が高く、湿気や虫の侵入を防ぐ設計が施されているため、長期間の保存にも適しています。納設備のことです。主にキッチンやリビングルームに設置され、食品や日用品、季節物の収納に便利です。床板を開けると収納スペースが現れる構造で、スペースを有効活用できます。

床暖房

床を暖める方式の暖房器具で、源は床の下にあり、その熱が床を伝わり、床から放射される輻射熱で部屋が温まります。部屋をまんべんなく暖めることができるのが特徴です。

有効採光面積

建築基準法に基づいて居室の採光のために必要とされる窓や開口部の面積を指します。居室には一定の採光面積が必要であり、これにより自然光が十分に室内に取り入れられ、健康的で快適な生活環境が確保されます。有効採光面積は、部屋の床面積に対する割合で決定され、一般的には居室の床面積の1/7以上が必要とされています。また、窓の位置や形状、隣接する建物や障害物の影響も考慮されます。


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