住宅性能用語集

ではじまる用語

屋根

建物の最上部に位置し、雨風や雪、太陽光などの自然要素から建物内部を保護する構造物です。屋根は、建物の耐久性や快適性を維持するために重要な役割を果たします。形状や材質は地域や気候、建築様式により多様で、代表的な形状には切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根などがあります。

屋根勾配

屋根の傾斜角度を指し、通常、水平に対する垂直の割合で表されます。屋根勾配は、雨水や雪を効率よく排水するために重要です。勾配が急な屋根は水はけが良く、積雪地域や雨の多い地域で適しています。一方、緩やかな勾配は建物の高さを抑え、風の影響を受けにくくします。

役所検査

建築工事の進行中や完了後に、地方自治体の建築担当部門が行う検査のことです。主な目的は、建築基準法や関連法令に適合しているかを確認することです。役所検査には、中間検査と完了検査があります。中間検査は、建物の主要構造部分が完成した段階で行われ、完了検査は工事全体が終了した段階で実施されます。検査に合格すると、完了検査では「検査済証」が交付されます。


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