用語集

ではじまる用語

デッキ

住宅や建物の外部に設置される屋外の床部分のことを指します。デッキは庭やバルコニー、屋上などに設けられ、リビングスペースの延長として利用されることが多いです。

出隅

建物の外角部分、つまり外壁が外側に突き出て交わる角のことを指します。出隅は建物のデザインや構造上重要な要素であり、外観に影響を与えるだけでなく、風雨の影響を受けやすいため、耐久性や防水性にも配慮が必要です。

低VOC材料

揮発性有機化合物(VOC)の放出量が少ない材料のこと。低VOCの建材や塗料を使用することで室内空気の質を保ち、住居者の健康を守ります。

低炭素住宅

二酸化炭素排出量を削減するための設計と建築技術を取り入れた住宅のことです。これには、高断熱・高気密の建物構造、再生可能エネルギーの利用、省エネルギー設備の導入などが含まれます。低炭素住宅は、環境への負荷を減らし、居住者のエネルギーコストを削減することを目指しています。

停止条件付き宅地

特定の条件が満たされるまで利用や売買が制限される土地のことを指します。この条件が満たされた場合にのみ、宅地としての利用や売買が正式に認められます。

定期借地権

一定期間に限り土地を借りる権利のこと。通常、50年、30年、または10年などの期間が設定され、その期間が終了すると契約が更新されることなく、土地は貸し手に返還されます。定期借地権は、長期的な土地利用を計画する際に利用されることが多く、住宅の建設や商業施設の開発などに適しています。

抵当権

借入金の返済を確実にするために、借り手が所有する不動産などを担保に提供する権利です。住宅ローンなどで利用される制度で、貸し手にとってはリスク軽減、借り手にとっては借入可能額の増加という利点があります。

鉄骨構造・鉄骨造

骨を主要構造材として使用する建築工法です。鉄骨は高い強度と耐久性を持ち、設計の自由度が高く、広い空間を柱の少ない開放的な設計が可能です。耐震性にも優れているため、地震に対する安全性が高いです。

天空率

建物が周囲の建物や地形に対して、どれだけ空が見えるかを数値化したものです。都市部の高層建築が増える中で、採光や通風を確保し、快適な住環境を維持するために重要な指標です。天空率は、建物の設計や配置を検討する際に用いられ、特に建築基準法で定められた斜線制限や日影規制に対応するために利用されます。

展開図

建築においては、建物の内部や外部の各面を平面に展開して詳細を示す図面を指します。これにより、部材の配置や寸法、接合部の構造などが一目でわかり、施工の際の正確な指示が可能となります。

電気給湯器

電気を利用して水を加熱し給湯する装置で、主にヒートポンプ式と電気抵抗式の2種類があります。ヒートポンプ式は空気中の熱を取り込み効率的にお湯を作るため、ランニングコストが低く環境に優しいのが特徴です。電気抵抗式は電気ヒーターで直接水を加熱し、初期費用が安価ですが、運転コストがやや高くなります。

電気工事

電気工事とは、建物や設備に電気を供給するための配線や機器の設置、修理、点検を行う作業を指します。具体的には、電気配線の引き込み、コンセントやスイッチの設置、照明器具の取り付け、ブレーカーや分電盤の設置などが含まれます。

電動シャッター

窓に設置され、太陽光の調整や防犯対策として機能するシャッター。エネルギー効率の良い住宅運用をサポートします。


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