用語集

ではじまる用語

3項道路

日本の建築基準法第42条第3項に基づいて指定される道路のことです。通常、道路幅員が4メートル以上6メートル未満で、建築基準法に適合させるために特定行政庁が指定した道路です。3項道路は、沿道の建物の建築制限や後退距離(セットバック)の規定が設けられることがあります。これにより、建物の安全性や通行の確保が図られます。

サービスルーム

住宅内で法的には居住用の部屋として認められないが、書斎や収納、趣味の部屋など多目的に利用できる部屋のことです。採光や換気の基準を満たさないため、納戸として扱われることが多いです。

サーマルマス

建物の一部に重い材料を使用し、その材料が熱を貯蓄して放出する特性を利用する設計。日中は熱を吸収し、夜に放出することで室温を調節します。

サイディング

建物の外壁を覆うための仕上げ材で、主に住宅の外装に使用されます。材質には、金属系、木質系、セラミック系、樹脂系などがあり、耐久性やデザイン性に優れています。サイディングはパネル状になっており、施工が比較的簡単で、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

サステナブルマテリアル

環境負荷の低い、持続可能な素材の使用を指します。リサイクル素材や再生可能資源から作られた建材がこれにあたり、住宅の持続可能性を高めます。

サッシ

窓やドアのガラス部分を支える枠やフレームのことを指します。アルミ、樹脂、木製などの素材があり、それぞれ特徴があります。アルミサッシは耐久性と耐候性に優れ、軽量でメンテナンスが容易です。樹脂サッシは断熱性能が高く、結露防止に効果的です。木製サッシは自然な風合いがあり、意匠性が高いです。

サンルーム

屋内と屋外の中間に位置し、大きな窓やガラスで囲まれた部屋のことです。この構造により、日光を多く取り入れながら、風雨を防ぎ、快適な空間を提供します。リビングルームの延長として使用されることが多く、庭を眺めながらリラックスするスペースや、植物を育てる温室としても利用されます。

下がり天井

部屋全体または一部の天井が低く設計されている部分のことを指します。デザインや空間のアクセントとして使用され、部屋に立体感や変化を持たせる効果があります。

債権

特定の人(債権者)が他の特定の人(債務者)に対して、一定の行為を要求する権利を指します。具体的には、債務者が金銭を支払う、物を引き渡す、サービスを提供するなどの義務を果たすことを求める権利です。債権は契約や法律に基づいて発生し、売買契約、貸借契約、労働契約などが典型的な例です。

再生可能エネルギー

自然界で繰り返し利用可能なエネルギー源を指します。代表的なものに太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスがあります。これらは枯渇せず、二酸化炭素の排出が少ないため環境に優しいです。住宅においては、太陽光発電や地熱利用システムの導入が一般的です。これにより、電力コストの削減や環境負荷の軽減が期待でき、持続可能な生活が実現します。また、エネルギーの自給自足も促進され、災害時のエネルギー供給の確保にも寄与します。

採光

自然光を建物内部に取り入れることを指します。採光は、居住空間や作業環境の快適性を向上させるために重要な要素です。窓、天窓、ガラスブロックなどを適切に配置し、効率的に自然光を取り入れることで、照明エネルギーの節約にも寄与します。建築基準法では、居室の採光に関する基準が定められており、窓の面積や位置に一定の条件があります。

残債

借入金のうち、まだ返済が終わっていない未払いの金額を指します。残債の金額は、元本に加えて利息が含まれることが多く、返済期間中に定期的な返済を行うことで減少していきます。残債の管理は、借入者の財務状況や生活設計に重要な影響を与えるため、計画的な返済が求められます。また、残債がある状態での追加の借り入れや住宅の売却などには注意が必要です。


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