用語集

ではじまる用語

OMソーラーシステム

太陽の熱を利用して住宅内を暖めたり、給湯を行う自然エネルギー利用システムです。屋根に設置された集熱パネルで太陽熱を集め、その熱をダクトを通じて床下や室内に送り込むことで、冬場の暖房や給湯に利用します。このシステムは、電力をほとんど使わずに自然のエネルギーを活用するため、環境に優しく、省エネルギー効果が高いのが特徴です。

オーバーハング

建物の上部構造が下部の外壁よりも外側に突き出している建築デザインのことを指します。オーバーハングは、日差しを遮ることで夏の暑さを軽減し、エネルギー効率を向上させる効果もあります。また、雨水が直接壁に当たるのを防ぐため、建物の耐久性を高める役割も果たします。

オープンキッチン

リビングやダイニングと一体化した設計のキッチンのことです。壁や仕切りを設けずに開放的なレイアウトにすることで、調理中でも家族やゲストとのコミュニケーションが取りやすくなります。視覚的にも広がりを感じさせ、空間全体が明るく見える効果があります。

オール電化

家庭内のエネルギーを全て電気で賄うこと。太陽光発電と組み合わせることで、再生可能エネルギーの利用を促進し、CO2排出量の削減に貢献します。

オフグリッドシステム

公共の電力網に接続せず、自家発電や蓄電システムにより自給自足する住宅システムのことをいいます。

応力計算

構造物や材料にかかる力やその分布を解析するための計算です。建築や土木、機械工学などの分野で使用され、構造物の強度、安全性、耐久性を評価するために重要です。

押し出し窓

窓枠に対して外側に押し出して開くタイプの窓のことです。通常、クランクハンドルやレバーを回して開閉します。押し出し窓は、開口部全体が開くため、換気効率が高く、自然な通風を確保できます。また、雨が降っている際にも少しだけ開けておくことで雨水が入りにくく、室内の換気が可能です。防犯性や気密性も高く、断熱性能にも優れているため、エネルギー効率の向上にも寄与します。

屋外リビングスペース

屋外に設けられた快適な生活空間で、自然とのつながりを重視した設計。ガーデニングやアウトドアダイニングに適した空間を提供し、居住者の生活の質を向上させます。

屋上緑化

屋上に緑地を設けること。断熱効果や雨水の遅延流出効果があり、屋上に植物を植えることにより、断熱効果や雨水吸収、都市の緑化など、環境面でのメリットをもたらします。

屋内空気質センサー

室内の空気質をモニタリングし、必要に応じて換気を行うシステム。健康的な室内環境を維持します。

大屋根

建築物にひとつに複数階にわたってかけた大きな屋根のことを指し、特に日本の伝統的な建築様式で見られる屋根形状です。寺院や神社、古民家などに多く用いられ、見た目に威厳があり、建物のシンボル的な存在となります。大屋根は、構造的に複雑で、高度な技術が必要ですが、雨風から建物を守る効果が高く、耐久性に優れています。また、大屋根は室内の温度調節にも寄与し、夏は涼しく冬は暖かい環境を保ちやすくします。

踊り場

階段の途中に設けられた水平なスペースのことで、階段を上り下りする際の休憩場所や方向転換のために設けられます。一戸建て住宅では、直線階段に比べて少ないスペースで設置可能で、階段下はトイレや収納として利用されることが多いです。踊り場は転落防止に役立ち、小休止ができるため高齢者や子どもにとって安全です。


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