住宅性能用語集

ではじまる用語

モジュール

建築や工業製品において、一定の規格や寸法に基づいて作られた構成要素や単位のことを指します。建築分野では、建物の設計や施工において、柱や壁、床などの寸法をモジュールに基づいて統一することで、効率的な設計と施工が可能になります。

モジュラーホーム

工場で事前に製造されたモジュールを現場で組み立てる住宅。建設廃材の削減、建設時間の短縮、全体的なコスト効率の向上を図ります。

モデルハウス

住宅メーカーや不動産会社が提供する住宅の展示用の家のことで、実際に建てられた家のデザインや機能、設備を顧客に見てもらうために作られます。モデルハウスは、建物の間取りや内装、使用されている素材、最新の設備や技術を実際に確認できる場所として活用されます。購入を検討している顧客は、モデルハウスを訪れることで、自分のライフスタイルに合った住宅をイメージしやすくなります。また、モデルハウスには営業担当者が常駐し、詳細な説明や相談を受けることができます。

モルタル

セメント、砂、水を混ぜ合わせて作られる建築材料の一種です。主に、レンガやブロックの接合、外壁や床の仕上げ、補修工事などに使用されます。モルタルは、コンクリートと比べて砂の割合が多く、骨材として砂だけを使用します。施工後に硬化すると強度が出るため、耐久性が求められる場所にも適しています。また、施工が比較的容易であり、形状や厚みを自由に調整できるため、デザイン性の高い仕上げが可能です。

持ち家

自分が所有している住宅のことを指します。賃貸住宅と異なり、住まいに関する権利が所有者にあるため、自由に改装やリフォームができるのが特徴です。また、住宅ローンを完済すれば、将来的な住居費が不要になるというメリットもあります。ただし、固定資産税の支払いやメンテナンス費用が必要となります。

盛土

土地の造成や建築用地の整備のために、土を盛り上げて地面を高くする工事のことを指します。主に、土地の形状を整える、地盤を強化する、排水を改善するなどの目的で行われます。盛土工事では、適切な土質の選定や層ごとの締固めが重要で、これにより地盤の安定性や耐久性が確保されます。適切な設計と施工が行われないと、地盤沈下や土砂崩れのリスクが高まるため、専門的な知識と技術が求められます。


一覧へ戻る