用語集

ではじまる用語

固定価格買取制度

再生可能エネルギーによる電力を一定期間、固定価格で電力会社が買い取ることを義務付ける制度です。この制度は、再生可能エネルギーの導入と普及を促進するために導入されました。太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどのエネルギー源が対象です。

固定金利

住宅ローンの返済期間中に金利が一定で変動しないタイプの金利を指します。これにより、毎月の返済額が一定となり、返済計画が立てやすくなります。経済状況や市場金利の変動に影響を受けないため、将来の支払い負担を予測しやすく、家計管理がしやすいという利点があります。ただし、変動金利に比べて初期の金利が高めに設定されることが多く、金利が下がった場合の恩恵を受けにくいデメリットもあります。固定金利は、長期的な安定を求める借り手に適しています。

固定資産税

固定資産税とは、土地や建物などの固定資産を所有している人に対して毎年課せられる地方税です。税額は、固定資産の評価額に基づいて算出され、市町村が課税します。評価額は、資産の市場価値や利用状況をもとに3年ごとに見直されます。固定資産税は、地方自治体の重要な財源となり、道路や学校、公共施設の整備など地域社会の発展に使われます。納税者は、毎年送付される納税通知書に従って、所定の期限内に支払う義務があります。

光触媒製品

光触媒を利用して空気中の有害物質や汚れを分解・除去する製品のことです。光触媒は、光を受けることで強力な酸化力を発生し、有機物の分解や殺菌作用を持ちます。光触媒製品は、メンテナンスが少なく、長期間にわたって効果を発揮するのが特徴です。

光熱費

家庭や事業所で使用するエネルギーにかかる費用の総称です。具体的には、電気代、ガス代、灯油代などが含まれます。これらの費用は、日常生活や業務運営に必要な照明、暖房、冷房、調理、給湯などのために発生します。効率的なエネルギー使用や省エネ対策を行うことで、光熱費を削減することが可能です。エコな生活を送ることで、環境負荷の軽減にもつながります。

公道

一般の交通の用に供される道路で、国や地方自治体が管理・維持する道路のことを指します。公道には、国道、県道、市町村道などがあり、一般の車両や歩行者が自由に通行できます。公道は公共の財産であり、その整備や管理は公共の安全と利便性を確保するために重要です。

勾配天井

天井面が水平ではなく、斜めに設計された天井のことを指します。通常、屋根の勾配に合わせて天井が斜めになっており、空間に開放感や立体感を与えるデザイン手法です。勾配天井は、ロフトや屋根裏部屋の設置にも適しており、部屋を広く見せる効果があります。

工務店

建築工事の設計・施工を請け負う会社や事業者のことを指します。主に住宅の新築やリフォーム、増改築などの工事を手掛けます。工務店は、地元に密着した営業を行うことが多く、地域の特性や住民のニーズに詳しいのが特徴です。

構造

建物や橋梁などの建築物や土木構造物が、その形状や機能を維持するために組み立てられた骨組みやシステムのことを指します。具体的には、柱、梁、床、壁、屋根、基礎などの要素が含まれます。構造は、建物の強度や耐久性、安全性に直結し、地震や風、積雪などの外力に耐える能力が求められます。

構造計画

建物や土木構造物の強度、安全性、耐久性を確保するための設計および計画のことを指します。この計画には、建物の骨組みとなる柱、梁、床、壁、基礎などの配置や寸法、使用する材料の選定が含まれます。構造計画は、地震や風、積雪などの外力に対する抵抗力を考慮し、法規制や安全基準に適合させることが求められます。

構造計算

建物や土木構造物の安全性、耐久性、安定性を確保するために、構造部材にかかる力や応力を解析し、適切な設計を行うための計算です。具体的には、柱、梁、床、基礎などに作用する荷重や外力(地震、風、雪など)を考慮し、それに耐えうる断面寸法や材料の選定を行います。

構造図

建物や土木構造物の設計・施工において、構造部材の配置や寸法、接合方法などを詳細に示した図面のことです。構造図には、柱や梁、床、壁、基礎などの位置や断面、材料の仕様が描かれ、構造計算に基づいて作成されます。これにより、施工現場で正確に工事を進めることができます。構造図は、設計者、施工者、検査員などが建物の安全性や耐久性を確認するために重要な役割を果たします。

鋼管杭

地盤改良や建物の基礎補強に用いられる、鋼製の管状の杭です。地盤の深い部分に打ち込むことで、建物の荷重を支持層に伝え、不均等沈下や倒壊を防ぎます。

高性能フィルター

空気中の微粒子やアレルゲンを効果的に除去する高性能の空気清浄フィルターのことをいいます。住宅を高気密化して給気口に高性能フィルターを装着し、居室内にきれいな空気のみを取り入れたり、空気清浄器に装着したりして使われます。

高性能窓

熱損失を減少させるために設計された窓のこと。熱損失を抑え、夏の暑さや冬の寒さを軽減する高性能窓は、断熱性と気密性を高める重要な要素です。光を最大限に取り入れながら、エネルギー効率を向上させます。

高度地区

都市計画において建物の高さを制限する地域のことです。都市の景観や環境を保護し、日照や通風、住環境の質を確保するために指定されます。高度地区の指定は、建築物の高さを一定の基準以内に抑えることで、密集した都市環境での過剰な高層建築を防ぎ、調和の取れた都市景観を実現します。

混構造

異なる構造形式を組み合わせて建物を構築する方法です。一般的には、鉄筋コンクリート造(RC造)と鉄骨造(S造)、または木造(W造)と鉄筋コンクリート造を組み合わせることが多いです。混構造は、それぞれの材料や構造形式の長所を活かし、建物の強度、耐久性、経済性を最適化するために用いられます。

小屋裏

建物の屋根と天井の間にある空間のことを指します。一般的に、収納スペースや作業場として利用されることが多いです。小屋裏は、天井裏とも呼ばれ、断熱材や換気設備を設置する場所としても重要です。特に断熱性能を高めるためには、小屋裏の断熱材配置が効果的です。また、小屋裏を有効に利用することで、住宅の収納スペースを増やし、居住空間をより快適に保つことができます。


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