用語集

ではじまる用語

カースペース

自動車を駐車するための柱や壁、屋根のない専用スペースのことです。車の出し入れがしやすく、設置コストが比較的低いため、住宅や商業施設で広く利用されています。

ガーデニング

自宅の庭やベランダ、室内で植物を育てることを指します。花、観葉植物、野菜、ハーブなどを栽培し、美しい景観や収穫の楽しみを提供します。ガーデニングには、土壌作り、水やり、剪定、施肥などの手入れが含まれ、植物の成長をサポートします。

カーボンニュートラル

炭素排出量と吸収量を相殺して実質ゼロにすることを目指す環境対策です。政府は2050年までカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。

カウンターキッチン

キッチンとリビングやダイニングの間にカウンターを設けたレイアウトのキッチンのことです。カウンターは、調理中でも家族やゲストとコミュニケーションを取りやすくし、食事の準備や片付けをしながら会話を楽しむことができます。カウンター部分には椅子を置いて簡単な食事や作業スペースとして利用することもできます。

カビ

カビは湿気の多い場所で繁殖する真菌で、住宅内では壁、天井、浴室、キッチンなどに発生しやすいです。カビは見た目の問題だけでなく、健康被害も引き起こします。アレルギー反応や呼吸器疾患、アトピー性皮膚炎などの原因となることがあります。カビの発生を防ぐためには、適切な換気、湿度管理、定期的な清掃が重要です。

ガラスファサード

大面積のガラスを外壁に用いることで、自然光の導入を最大化し、開放的でモダンな外観を創出します。

ガラリ

通気や換気を目的とした建築部材で、縦や横に並んだ細長い板状のルーバーを持つ構造です。主に窓や扉、壁に設置され、室内の空気を効率的に入れ替えることができます。ガラリは、外部からの視線を遮りながら通風を確保するため、防犯性やプライバシーの保護にも役立ちます。

解約手付

売買契約の締結時に買主が売主に支払う手付金で、特定の条件下で契約を解除するための手段となるものです。買主が契約を解除する場合、手付金を放棄し、売主が解除する場合は手付金の倍額を返還します。

開口部

建物の壁や天井に設けられた窓、ドア、吹き抜けなどの空間を指します。開口部は、自然光の取り入れ、通風、出入りのために重要な役割を果たします。設計時には、開口部の配置や大きさが室内の快適性、エネルギー効率、防犯性に大きく影響します。

開発許可

都市計画区域内で一定規模以上の土地開発を行う際に、地方自治体の許可を取得することを指します。この許可は、都市計画法に基づき、適正な土地利用と環境保護を目的としています。開発許可が必要な開発行為には、住宅地や商業地の造成、大規模な建築物の建設などが含まれます。

階高

建物の各階の床面から次の階の床面までの高さを指します。階高は、天井の高さ、空調ダクトや照明設備の配置、建物全体の高さに影響します。通常、住宅では約2.5〜3メートル、オフィスビルでは約3〜4メートルが一般的です。

外構

建物の外部空間に設けられる構造物や設備の総称です。具体的には、庭、フェンス、門、車庫、アプローチ、植栽、照明などが含まれます。外構は、建物の美観を引き立て、敷地の機能性や安全性を向上させる役割を果たします。また、プライバシーの確保、防犯、雨水の排水などにも関与します。

外構工事

建物の外部空間に設ける構造物や設備を設計・施工する工事のことです。具体的には、庭やアプローチの造園、フェンスや門、車庫、駐車場の設置、植栽や照明、雨水排水設備の整備などが含まれます。外構工事は、美観の向上だけでなく、敷地の機能性や安全性、プライバシーの確保、防犯対策にも寄与します。

外皮

建物の外部を覆う部分のこと。壁、屋根、窓、ドアなどが含まれ、外気から室内を保護します。外皮の断熱性や気密性は、室内の快適さやエネルギー効率に影響を与えます。適切な外皮設計は、エネルギー消費の削減や建物の耐久性向上に寄与します。

外壁材

建物の外壁に使用される材料で、建物の美観や耐久性、断熱性、防音性を左右する重要な要素です。主な外壁材には、サイディング、モルタル、タイル、レンガ、ALCパネル、金属パネル、木材などがあります。外壁材は、建物を風雨や紫外線から保護し、内部の快適な環境を維持する役割を果たします。

確認済証

新築や増改築などの建築工事を行う際に、その建物の設計が建築基準法などの法令に適合していることを確認するために交付される証明書です。建築確認申請を提出し、審査に合格すると地方自治体や指定確認検査機関から発行されます。確認済証の交付により、建築工事を正式に開始することができます。

確認申請

新築、増改築、改修などの建築工事を行う際に、建物の設計が建築基準法や関係法令に適合しているかを地方自治体や指定確認検査機関に申請して確認を受ける手続きです。確認申請は、建物の安全性、耐震性、防火性などを審査するための重要な手続きです。申請が受理され、審査に合格すると「確認済証」が交付され、正式に工事を開始することができます。

完了検査

建築工事が完了した後、その建物が設計図書や建築基準法などの法令に適合しているかを確認するために行われる検査です。地方自治体や指定確認検査機関が実施し、合格すると「検査済証」が交付されます。

換気

室内の空気環境を維持、または改善するために空気を屋外に排出し、外気を屋内に取り入れること。

換気計画

建物内の空気を適切に入れ替えるための設計および計画です。室内の空気質を維持し、湿気や有害物質、二酸化炭素を排出して健康で快適な生活環境を確保することを目的とします。換気計画には、自然換気と機械換気の2種類があり、窓や換気扇、ダクトシステムなどを活用します。

換気扇

室内の空気を外部に排出し、新鮮な空気を取り入れるための電動ファン装置です。主にキッチンやバスルーム、トイレなど湿気や匂いが発生しやすい場所で使用されます。換気扇は、室内の湿気を排出することでカビやダニの発生を防ぎ、快適な室内環境を維持する役割を果たします。種類には、壁付けタイプ、天井埋め込みタイプ、窓付けタイプなどがあります。

矩計図

建物の断面を詳細に描いた図面で、主に垂直方向の構造や寸法を示します。柱や梁、床、屋根、基礎などの構造要素の位置関係や寸法、断面形状を明確に示すため、建物の施工や検査において重要な役割を果たします。


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