住宅性能用語集

ではじまる用語

BELS

Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能表示制度)の略称で、日本における建築物の省エネルギー性能を評価・表示する制度です。BELSは、第三者機関が建物の省エネ性能を評価し、1つ星から5つ星までの評価で表示します。

BEMS

Building Energy Management System(建築物エネルギー管理システム)の略称で、建物のエネルギー使用を効率的に管理・制御するためのシステムです。このシステムは、建物内の電気、ガス、水道、暖房、冷房、照明などのエネルギー消費をリアルタイムで監視し、データを収集・分析します。その情報を基に、エネルギー使用の最適化や無駄の削減、コスト削減を図ります。

ペアガラス

2枚のガラスを間に空気層を挟んで組み合わせた窓ガラスです。空気層が断熱効果を高め、室内の温度を保ちやすくします。これにより、冬は暖かく、夏は涼しい環境を実現し、省エネ効果も期待できます。また、結露防止や防音効果もあり、快適な住環境を提供します。

ベタ基礎

建物全体の下にコンクリートの板を敷き詰める基礎工法です。地盤への接地面が広く、建物の重さを均等に分散するため、不同沈下に強く、耐震性が高いのが特徴です。

ペットセーフティフェンス

ペットが安全に遊べるように設計された屋内または屋外のセキュリティフェンスです。

ペット共生住宅

ペットと人間が快適に暮らせるように設計された住宅のことです。ペットのストレスを軽減し、飼い主とペットが快適に生活できる環境を提供します。

ペット専用ゲート

ペットの移動を制限するために設置する仕切りのことです。これにより、ペットが特定のエリアに入らないようにすることができます。通常、ドアの枠や廊下の入口に設置され、簡単に開閉できる仕組みになっています。

ペンダントライト

天井からコードやチェーンで吊り下げるタイプの照明器具のことです。

壁面緑化

植物によって緑化された壁のこと。ネットやワイヤーで植物を固定したり、壁の上部に植物をプランターを設置し、上から下に垂らしていく下垂型、植物をはめ込むユニット型などがあります。空気を浄化し、建物の断熱性を向上させる他、視覚的な魅力を提供します。

壁量

建物の耐震性能を確保するために必要な壁の量や面積を指します。特に木造住宅において重要で、地震や風圧に対する建物の強度や安定性を確保するために適切な壁量が求められます。壁量は建築基準法で規定されており、建物の構造や階数、用途に応じて必要な壁の量が定められています。適切な壁量を設計・施工することで、建物の耐震性が向上し、地震などの災害時に建物の倒壊や損壊を防ぐことができます。

変動金利

変動金利とは、経済状況や市場金利の変動に応じて金利が変わる貸出や預金の金利のことです。金利が低下すれば支払い利息も減少しますが、金利が上昇すると支払い利息が増加するリスクがあります。変動金利は、初期の金利が固定金利より低いことが多く、短期的には有利な場合がありますが、長期的な金利変動に対するリスクを考慮する必要があります。


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