住宅性能用語集

ではじまる用語

バイオフィリックデザイン

自然要素を取り入れたデザイン手法で、居住者の心身の健康や幸福感を高めることを目指します。自然光の最大化や植物の配置などが特徴です。

バイオベースプラスチック

バイオベースプラスチックは、石油資源に依存しない持続可能な材料として高性能住宅に利用されます。これにより、住宅の環境負荷を低減し、地球環境への影響を軽減します。

ハウスメーカー

住宅の設計、建築、販売を一括して行う企業のことです。一般的に、規格化された住宅プランを提供し、全国展開をしている大手の住宅建設会社を指します。

ハザードマップ

自然災害のリスクを可視化した地図のことです。地震、津波、洪水、土砂災害などの危険性が高い地域を示し、住民が災害に対する備えや避難経路を確認するために使用されます。

パッシブデザイン

自然エネルギーや環境特性を活用し、建物の快適性を高めながらエネルギー消費を抑える設計手法。日射を適切にコントロールし、断熱性能を高め、自然換気を利用して通風を確保します。また、昼光を効果的に取り入れるために窓の配置や形状を工夫し、植栽を活用して微気候を調整します。エネルギーコストの削減、環境負荷の低減、そして自然を感じる快適な居住空間の実現ができます。

はめ殺し窓

開閉機能がない固定された窓です。採光や景観を取り入れるために使用され、通風はできません。気密性や断熱性が高く、コストも低いのが特徴です。

バリアフリー住宅

障害を持った方や高齢者が生活を送る上で、支障となる障害物を取り除き、生活しやすいような設備やシステムを備えた住宅のことで、段差の除去や広い通路など、移動やアクセスが容易な設計を採用しています。

バルコニー

建物の外壁から突き出して設けられる、屋外の小さなスペースのことです。通常、2階以上の階に設置され、手すりや柵で囲まれています。

掃き出し窓

窓の下部分が床まである引き違い窓のことで昔はごみを掃き出すための窓として使われました。部屋から直接外に出入りできる構造が特徴です。主にベランダや庭に面した場所に設置されることが多く、開口部が大きいため、室内に十分な自然光を取り入れることができます。

発泡ウレタン

ポリウレタンを主成分とする発泡材で、断熱性や防音性に優れた建築材料です。液状のウレタンを現場で吹き付けると、すぐに発泡して固まり、隙間なく密着するため、断熱効果が高いのが特徴です。屋根、壁、床などの断熱材として使用されるほか、冷蔵庫や自動車の部品にも利用されます。また、軽量で施工が容易なため、リフォームや新築住宅で広く採用されています。

建築物の構造を支える水平な部材のことです。主に、天井や床、屋根などの荷重を柱に伝える役割を持ちます。木材、鉄骨、コンクリートなどの素材で作られ、建物の強度と安定性を確保します。

梁出し天井

天井の仕上げ材を取り付けず、構造材である梁を露出させたデザインの天井です。このスタイルは、空間に開放感を与え、インテリアにアクセントを加える効果があります。

撥水畳

水や汚れをはじく撥水加工が施された畳で、清掃が容易で長持ちします。


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