用語集

ではじまる用語

RC工法

鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete)を用いた建築工法のことです。鉄筋とコンクリートを組み合わせることで強度と耐久性を高め、地震や火災に強い建物を構築します。

アーキテクト

建物の設計や監理を行う専門家、つまり建築家のことを指します。アーキテクトは、建物の外観や構造、機能性を考慮しながらデザインと技術を融合させて建築物を計画します。住宅、商業施設、公共建築物など様々な種類の建物を手掛け、クライアントの要望や予算に応じた設計を行います。また、施工中の現場監理を通じて、設計通りに建築が進むように指導します。

アイランド(型)キッチン

キッチンの中央に独立した調理台や作業台(アイランド)を配置したレイアウトのキッチンのことです。アイランドは周囲を自由に行き来できるため、複数人での調理や作業がしやすく、コミュニケーションが取りやすいのが特徴です。

アウターシェード

窓の外側に設置する日よけのことです。主に日射を遮る目的で使用され、夏季には直射日光を防ぎ、室内温度の上昇を抑える効果があります。アウターシェードには固定式や巻き取り式、可動式などがあり、住宅のデザインや使用目的に応じて選択できます。

アウトフレーム工法

建物の柱や梁などの構造体を外壁側に配置する建築工法のことです。この工法により、室内の柱や梁がなくなり、広くて自由な間取りが実現します。アウトフレーム工法は、開放感のある空間デザインや、大きな窓を設けることが可能になり、自然光を取り入れやすくなるのが特徴です。また、室内のレイアウト変更が容易で、家具の配置も自由度が高くなります。

アクティブデザイン

高効率の設備を上手く利用することで、消費エネルギーの削減を実現する建築設計手法のことをいいます。省エネを実現するために最新技術や設備機器を用いるのが特徴です。アクティブデザインで利用される設備として、太陽光発電システム、省エネ型給湯器、全館空調システムなどがあります。自然エネルギーを活用して省エネ化を実現させる「パッシブデザイン」の手法とそれぞれのメリットを活かしつつ、2つの手法を融合させることが有効とされています。

アジアンテイスト

アジアの文化やデザイン要素を取り入れたインテリアスタイルです。主に東南アジアや南アジアの伝統的な装飾や素材を活用し、エキゾチックでリラックスした雰囲気を演出します。自然素材である木材、竹、ラタン、シルクなどが多用され、アースカラーや深みのある色合いが特徴です。

アスベスト

耐熱性や断熱性に優れた鉱物繊維。吸入すると肺がんや中皮腫を引き起こす危険性があり、建材などに使用されましたが、健康被害のため現在は使用が禁止されています。

アプローチ

建物の玄関やエントランスに至るまでの通路や前庭のことを指します。住宅や商業施設において、訪れる人が最初に通る部分であり、建物全体の第一印象を左右する重要な要素です。アプローチは、デザインや素材選びによって、建物の雰囲気やスタイルを引き立てる役割を果たします。

雨どい

屋根に降った雨水を効率よく排水するために設置される排水設備のことです。屋根の軒先に取り付けられた横樋と、そこから地面や下水へと導く縦樋で構成されています。雨どいは、建物の基礎や外壁を雨水による浸食や腐食から守る役割を果たします。

雨戸

窓の外側に設置される可動式の板状の扉で、主に風雨や台風から建物を守るために使用されます。雨戸は木製や金属製、樹脂製などがあり、窓枠に沿ってスライドさせることで開閉します。風雨や飛来物による窓ガラスの破損を防ぎ、防犯効果もあります。また、断熱効果や遮音効果も期待できるため、室内の快適性を向上させます。

雨水利用システム

雨水を回収し、トイレの流しや庭の水やりなどに利用することで、水資源の節約に貢献します。環境への負担を減らし、持続可能な生活を支援します。

空き家

居住者や利用者がいない状態の建物です。防犯や防災、衛生環境に悪影響を及ぼすことがあります。自治体は空き家の管理や活用を促進するため、条例や補助金制度を設けています。

頭金

住宅購入時に購入価格の一部を契約時に先に支払う金額のこと。通常、残りは住宅ローンで賄います。頭金を多く支払うと、借入金額が減り、月々の返済額や総利息負担が軽減されるというメリットがあります。

預り金

特定の目的のために一時的に他人から預かる金銭です。不動産取引の手付金や賃貸契約の敷金などが該当します。適切に保管し、目的外に使用しない義務があります。信頼関係の基盤となるため、透明性と正確な記録が求められます。


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